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[楽譜] 交響曲第三番《輸入吹奏楽譜》(オンデマンド出版)【送料無料】(THIRD SYMPHONY(OD))《輸入楽譜》:ロケットミュージック 楽譜EXPRESS - 24d92

2019-08-07

[楽譜] 交響曲第三番《輸入吹奏楽譜》(オンデマンド出版)【送料無料】(THIRD SYMPHONY(OD))《輸入楽譜》ジャンル:オリジナル(輸入)

出版社:Southern Music Co.

弊社に在庫がない場合の取り寄せ発送目安:3日〜8日

作曲者:James Barnes】ジェームズ・バーンズ

グレード:5.5

編成:吹奏楽

演奏時間:38分14秒

解説:バーンズが書いた「吹奏楽のための交響曲第1番」は1976年、バーンズ自身の父親に捧げるために作曲され、1977年度のABA(American Bandmasters Association 米国吹奏楽指導者協会)のオストワルド作曲賞(オストワルド・ユニフォーム会社が賞金を出している作曲賞で1955年からはじめられた)を受けています。
「吹奏楽のための交響曲第2番」は1981年、バーンズが勤務するカンザス大学のバンド・ディレクター、ロバート・フォスターが同大学のバンド・ディレクターに就任して10周年になることを祝って作曲し、フォスターに捧げられました。この作品はアメリカの出版社、ニール・A・チョスの作曲賞を受けました。
そして、この「交響曲第3番」は、ワシントンの米空軍軍楽隊とその時の隊長、アラン・ボーナー大佐(現在の隊長はデニス・M・レインテッカー大佐。2002年7月就任)の委嘱により1994年に作曲したもので、6月22日に完成しました。
バーンズの話によると、この委嘱を受けた時、2人めの子供であるナタリーというお嬢さんを生後わずか半年ほどで亡くしたばかりで、精神的にたいへん苦痛な時期だったそうです。最初の子供も小さい時に失っていたので、2度めのショックだったのです。そのため、この第3交響曲は、彼のほかの作品に見られないほど「悲劇的」だとバーンズ自身が述べています。
さらに各楽章については次のように述べています。
──第1楽章は、深い絶望からよろこびと完成の輝かしさに向かって進んでいく。そこには、愛する娘を失った自分の心のなかの挫折、苦痛、絶望、それに意気消沈した気持ちが反映されている。
第2楽章は、皮肉さとほろ苦さをもっていて、世界中にいるある種の人々のうぬぼれや尊大さを表現している。
第3楽章はファンタジアで、ナタリーがもし生きていたら話してあげたであろう私自身の言葉であり、語りかけである。また、彼女への別れの言葉でもある。
第4楽章は、心を取り直し、運命を甘んじて受け入れようとした気持ちを表現している。そして、この楽章の第2主題は、ルーテル教のクリスチャンの子供の歌「神の小羊(I Am Jesus’ Little Lamb)」をもとにしている。この歌は、ナタリーの葬儀の時に歌われた曲である。
最後の歌詞は次のようなものだ。

 誰が私と同じように幸せでしょうか
 多分今はもう神の小羊
 そして私の短い生涯が終わった時
 神の天使によって守られ
 神の胸に抱かれるでしょう
 神の腕を枕として

しかし、この曲を仕上げた3日後の1994年6月25日には、3番めの子、ビリーが生まれた。幸いなことに、この子は元気に育っている。
したがって、第3楽章がナタリーのための曲なら、第4楽章はビリーのための曲ということができる。──
このようにたいへん感動的な言葉で述べています。この曲は、空軍バンドにより1995年12月、ヴァージニア州音楽教育者協会の総会で初演されるはずでしたが、予算の都合で旅行が中止となり実現されませんでした。そのため、大阪市音楽団が1996年6月に行った日本初演が、同時に世界初演ともなりました。
●第1楽章 レント〜アレグロ・リトミコ
ティンパニーとテューバの暗い会話にはじまり、イングリッシュホーンがそれに唱和します。そして激しさを増し、胸がかきむしられるようです。しかし、フルートのソロで静まり、アレグロの主部に入ります。ここでも激しく揺れ動く心の動揺を表現しています。そして再びテンポを落として、ホルンとチェロが歌い、これに金管も加わり、フーガとなります。最後はアルト・フルートのソロを中心に、木管、ピアノ、ティンパニーで静かになりますが、最後にピアノ、チェロ、ハープ、それに打楽器が、G音をユニゾンで奏して曲を閉じます。
●第2楽章 スケルツォ
2/2拍子のスケルツォでバスーンの3重奏と大太鼓で開始され、バス・クラリネットのソロが加わります。このテーマを中心に主として木管で展開されます。中間部は金管で開始され、次第に木管も加わります。木管と金管セクションを対比的に扱ったロンド形式です。
●第3楽章 メスト、ナタリーのために
4/4拍子のゆっくりとした音楽で、ハープや打楽器をバックにオーボーのソロで開始される、バーンズの抒情性のよくあらわれた美しい楽章です。
●第4楽章 フィナーレ、アレグロ・ジョイオーソ
フリューゲルホーンとホルンによって開始される6/8拍子の活発な楽章で、第2主題の「神の小羊」は曲のなかほどで、オーボーとイングリッシュホーンにより提示され、これに第1主題が絡まりながら展開し、最後に第1主題を木管が、第2主題を金管が奏して、クライマックスをつくって終わります。
(秋山紀夫)


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